オフィシャルブログ

脚本家の戸田山雅司です。

みなさん、はじめまして。

いい機会ですので、「安楽椅子探偵」シリーズの脚本を書くことの

メリット&デメリットをお話しさせていただこうかと思います。

 

 まず、最大のメリットはなんと言っても、

綾辻行人さん+有栖川有栖さんの作りたてホヤホヤのミステリ

"最初の読者"になれるという点です。

 

 しかも御本人たちの口からの懇切丁寧な解説付きで、

未知のトリックを誰よりも早く堪能させていただけるのですから、

まさに至福の瞬間shineです。

 

その時のために、「安楽椅子探偵」をやっていると言っても過言ではありません

 

メリットをもうひとつ。

毎回さまざまに趣向を凝らした設定ゆえ、

普段他のドラマでは書くことのない物語を書けるという点です。

そんな中でも、今回は「ロマンチック・サスペンスheart02」! 

 

 20年近い脚本家生活を振り返ってみても、一度も書いたことがないジャンルです。

こんな新鮮なチャレンジが出来るのも「安楽椅子探偵」ならではのお得なポイントです。

 

一方のデメリットをひとつ。

言わずもがなですが、脚本家として「安楽椅子探偵」に関わる限り、

「安楽椅子探偵」に挑戦出来なという点です。

 

 もしイチ視聴者だったら、相当ハマることは間違いない

のですがそういうわけにもいきません。

"僕の知らないところで、誰かが新作を作って、僕に見せてくれないかなぁ"

と時々、無性に思います。

 

でも、僕以外の誰かに脚本を書かれるのも悔しいような.........

 そんなジレンマに襲われる毎日であります。

 

そういうわけで、謎解きを楽しめない脚本家の分まで

みなさんが「安楽椅子探偵と忘却の岬」を楽しんでいただけることを、心より願っております。


投稿日:2008.09/20(土曜日)|パンダーボール

大変だと思いますが頑張って下さい。
この時を凄く楽しみに待ってました。。


投稿日:2008.09/09(火曜日)|ミス・メープル

戸田山さん、はじめまして。
安楽椅子探偵ファンにして、戸田山さんのファンでもあるシナリオライターの卵です。
今回の「安楽椅子探偵と忘却の岬」、戸田山さんの分まで、しっかり楽しむと約束いたします!
でも、「安楽椅子探偵」のお仕事は、普通の脚本家としてのお仕事よりずっと大変なんじゃないかな~と、ふと考えたりするのですが・・・。どんなご苦労があるのか、また教えてください。


投稿日:2008.09/06(土曜日)|しおん

安楽椅子探偵初心者のしおんです。この番組の脚本家が戸田山さんだってことを、DVDで知りました。僭越ですが、私が「面白い」って興味を持った番組を手がけていらっしゃることが多く、ロマンチック・サスペンスという今作品も楽しみです。

「脚本家ゆえ、挑戦できない」と書いてらっしゃいましたが、そんな戸田山さんの分まで、謎解きに専心しなきゃと思いました。

私の住んでる所は、放送があるかどうか未だ分からないのですが…なんとしても見ます!楽しみにしてます。

1
次の記事

衣裳あわせの巻

2008年09月04日木曜日
バックナンバー
2008年09月 次の月
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30