みなさん、はじめまして。
いい機会ですので、「安楽椅子探偵」シリーズの脚本を書くことの
メリット&デメリットをお話しさせていただこうかと思います。
まず、最大のメリットはなんと言っても、
綾辻行人さん+有栖川有栖さんの作りたてホヤホヤのミステリの
"最初の読者"になれるという点です。
しかも御本人たちの口からの懇切丁寧な解説付きで、
未知のトリックを誰よりも早く堪能させていただけるのですから、
まさに至福の瞬間
です。
その時のために、「安楽椅子探偵」をやっていると言っても過言ではありません。
メリットをもうひとつ。
毎回さまざまに趣向を凝らした設定ゆえ、
普段他のドラマでは書くことのない物語を書けるという点です。
そんな中でも、今回は「ロマンチック・サスペンス
」!
20年近い脚本家生活を振り返ってみても、一度も書いたことがないジャンルです。
こんな新鮮なチャレンジが出来るのも「安楽椅子探偵」ならではのお得なポイントです。
一方のデメリットをひとつ。
言わずもがなですが、脚本家として「安楽椅子探偵」に関わる限り、
「安楽椅子探偵」に挑戦出来ないという点です。
もしイチ視聴者だったら、相当ハマることは間違いない
のですがそういうわけにもいきません。
"僕の知らないところで、誰かが新作を作って、僕に見せてくれないかなぁ"
と時々、無性に思います。
でも、僕以外の誰かに脚本を書かれるのも悔しいような.........
そんなジレンマに襲われる毎日であります。
そういうわけで、謎解きを楽しめない脚本家の分まで、
みなさんが「安楽椅子探偵と忘却の岬」を楽しんでいただけることを、心より願っております。
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- 2008年09月04日木曜日
これが今回の台本でございます。
いちおうタイトルを隠して撮ってみましたが、もう発表されてるので意味ないですね。
普通の2時間モノの台本に比べて分厚いこと!
解決編も一緒なので、それはもう分厚いです。
これが一万円札なら大変なことになる分厚さです。
監督の仕事としては、ここにカット割を全て書き込み、スタッフに公開し、万全の準備の下に撮影に挑むことです。
いつもながら、クランクインするまでに、 この真っ白なスペースを全部埋めるのかあ...と少し気が遠くなります。
だから少し憂鬱になる、ってわけ。
でも、最終的には全部埋まるんですよね。
この数日、寝ても覚めても安楽のことばっかりの頭になってきました。
そうなんですよ。いつも真っ白で。純白です。
まじりっけのない白です、頭の中。
...あれ、それって何も考えていない、ってことか?
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- 2008年09月03日水曜日
さて、今回の通称「安楽7」でも、前回にならってスタッフルームが準備されています。
機密漏えいを防ぐためと、仕事に集中するための、プロデューサー様からの計らいですね。
この部屋、なかなかオシャレな装飾なんですが・・・
窓がない。
閉塞感が強い。
これを緩和するために音楽を流しています。
僕が持っているiPodには何千曲か入っているので、この曲たちもゴキゲンに流したいのです。
スピーカーがあればなあ。iPodをガチャン、と差し込むタイプのやつ。
これがあれば、作品もいい感じに仕上がるんだけどなあ。
前回はエスプレッソマシン
が欲しかったけど、今回はこれがあればなあ。
Pも沢山いるし、なんとかなりそうな気がするけどなあ
。
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- 2008年09月02日火曜日
2年半ぶりに「安楽椅子探偵」をお届けいたします。
今回はどんなお話かといいますと......って、ご紹介したいのですが、
この番組の特性上、何も語れないのがつらいところ。
まだ題名しか明かせません。
忘却の岬とはどういう意味なんでしょうね。なかなかミステリアスな響きではありませんか。
この公式サイトを見て、イメージをふくらませつつ放映の日をお待ちください。
その日はみるみる近づいてきますから。
「綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状」と謳い、
原作者トークで「犯人の名前だけ当てられても、痛くも痒くもない」と挑発していますが、
われわれの本音は「ミステリー好きの皆さんと楽しみたい」です。
また一緒に遊んでください。
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- 2008年09月02日火曜日
帰ってきた安楽椅子探偵第7弾!ということで
『みんなでブログを書いてください』という指令をいただきました。
このみんなで、っていうのがなかなか曲者です。
人数が多ければ多いほど「誰かがやるだろ」ってなもんで
結局誰もやらない、というのが世間の相場です。
その会議に参加していたのが約10人。
このみんなが一回ずつ書いたとしても、残りは20日くらい。
その20日は?誰が担当するの?
ということで、不肖私「安楽監督」が、またもや沢山日記を書きます。
撮影しながらも書きます。編集もしながら書きますよ。ええ、もう。
いずれは前回のと合わせて「安楽監督日記
」とかいう
芸能人本にありがちなタイトルで出版しますよ、もう。(たぶんないけど)
しかもブログの画面を見たら、監督とほかのスタッフって別の欄になってるし。
毎日書かないと駄目なのかなあ。
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- 2008年09月01日月曜日


