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イキウメの舞台を映画化!「散歩する侵略者」公開

しばらくのご無沙汰でございます。7月の終わりから夏風邪でひどい咳に悩まされ、観たかった舞台もいくつかパスせざるを得ませんでした。23週間でやっと落ち着いたと思ったら、先週末からまたぶり返し、なんとか薬で症状を抑えている今日この頃です。真夏生まれの小生、風邪で誕生日を迎えたのは多分初めてで、これまで知らなかったのですが、夏風邪のウイルスは冬と逆で高温多湿を好むんですね。クーラーを我慢して汗かいて追い出すみたいなことを最初やってたのですが、逆効果だそう。

そんな体調の中、イキウメの前川知大原作、長塚圭史演出の「プレイヤー」だけは、とっくにチケットも買って楽しみにしていたのでパスするに忍びなく、親指のつけ根付近にある、咳を止めるツボを必死で押しながら観て来ました。体調のせいでやや集中力を欠き、劇中劇と現実の行き来をつかみ切れなかったからか、前川-長塚の初タッグへの期待が大き過ぎたからか、残念ながら、イキウメの舞台を観る時ほどの興奮には至りませんでした。万全の体調で観たかった!

映画「散歩する侵略者」チラシ横300ピクセル.jpg

そして、ツボを押す必要がない程度に咳も収まった昨日、今度は先週末に封切られた映画「散歩する侵略者」(前川知大原作・黒沢清監督)を観て来ました。イキウメの舞台を黒沢監督が映画化すると聞いた時に、黒沢映画のひんやりした肌触りが、そう言えばイキウメの舞台の感触に似ていると思ったのですが、元々前川氏は黒沢映画の大ファンで、かなりの影響を受けているとのこと。ますます期待がふくらんでいました。

映画は期待を上回る最高の出来栄え。カンヌ映画祭で惜しくも受賞を逃したのが信じられないほどでした。冒頭こそ黒沢映画らしい怖いシーンで始まるのですが、侵略者に肉体を乗っ取られた松田龍平らの軽い演技が素晴らしく、達者な脇役陣とのアンサンブルとも相まって、怖いだけでない、コミカルな要素も際立ち、一級のエンターテイメント作品に仕上がっていました。必見です!

この「散歩する侵略者」は6年ぶりにイキウメの舞台でも112326日にABCホールで上演されます。映画を観てから舞台を観ると、映画と舞台のメディアとしての違い、黒沢演出と前川演出の違いを楽しめるので、両方観るのがおすすめ。その前に、外部プロデュース公演ですが西宮で「関数ドミノ」も上演されるので、イキウメファンにとっては忙しい秋ですね。

さて、9月のABCホールは、今週金・土がエレキテル連合の「地獄のコンデンサ」、日・月祝が間寛平さん率いる劇団間座の「発明王」(劇作・脚本:NON STYLE石田)、19日火曜日には、劇団赤鬼・田川徳子渾身の初ソロライブ「TAGAWA NORICO ギャグ100連発」、21日から劇団五期会「山人のリア」、29日からは、「第1回劇的!ABCドラマグランプリ!!」で最優秀賞を受賞した、劇団SETSUNAの「座敷おやじ」と注目の舞台が続きます。是非劇場に遊びに来てください!(艦長)

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