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『だーてぃーびー』は観ないとマズいと思う

■夏を制する者は・・・なんて昔云いましたよね、今でも云うのかな?周りに受験生やその関係者がいなくてさっぱり分からない。そもそも受験とか大学とかって今でもあるの?そういえば現在私立大学に入学する人の過半数はいわゆる「入試」以外の方法で入るんだって読んだことあるなあ。40度に達する勢いの猛暑ではないけど、今年の夏はひと際こたえます。認めたくないけど年のせいかなあ・・・。なんて、よしなしごとならいくらでも書き連ねてしまいますがそんな場合ではない!この夏を制するのに、絶対必要なのはこれを観ること。

■『だーてぃーびー』初日まで2週間を切りました!もちろん台本は完成済み!後藤ひろひと久々の新作はめちゃくちゃ凄いことになりそう。掟破りの面白さです。今日は、内容と各出演者の役柄を具体的に、ネタバレ寸前まで書いてしまいましょう。
■舞台となるのは、大阪にある架空のテレビ局、DTV。夕方の生情報帯番組『土橋雄太の夕方ゆうたったー』は毎日高視聴率を誇る人気番組です。今日もまもなく番組スタート、ということで、スタジオに次々とスタッフ・キャストが集まってきます。一人ずつ、ほぼ登場順にご紹介しましょう。
datv02.jpg★アシスタント・ディレクター・由利・・・近藤貴嗣(ビーフケーキ)
★ディレクター・中内・・・橋田雄一郎(転球劇場)
★番組アシスタント(局アナ)吉永みら・・・小塚舞子
★気象予報士・嘉手苅・・・竹下健人(劇団Patch)
★コメンテーター(国際弁護士)・小野京子・・・楠見薫
★コメンテーター(推理作家)・滝沢良兼・・・川下大洋(Piper)
★滝沢のマネージャー・今井・・・満腹満(THE ROB CARLTON)
まずはこんな面々。みらは独立の相談をこっそり小野弁護士に持ちかけ、嘉手苅(かでかる)は「抱かれたい気象予報士No.1」になりたくて仕方なく、今井はなんとかテレビ出演に漕ぎつけた滝沢をどうしても売り出したい。そんな小さな野望渦巻くスタジオに登場するのが
★メイン司会者・土橋(どばし)雄太・・・黒田有(メッセンジャー)
この土橋、司会者としての腕は抜群なのだけれど、どうやら周りの人間からの評判は良くない様子。長年共に仕事をしてきた中内だけはいつも通り彼を盛り上げるべく必死ですが、この日は特に空気がおかしい。不慣れな初登場の作家がいたり、まだ到着していない出演者がいたり、何かと不穏なムードをたたえたまま本番の時刻が近づきます。・・・そして、開始ギリギリにやって来るのがこの男!
★コメンテーター・羽曳野の伊藤・・・久保田浩
一体誰?コノオッサン!?・・・この場面、ひょっとすると演劇の歴史において記念すべき瞬間なのかもしれません。黒田有と小塚舞子が仕切るテレビの世界に、何と小劇場界のレジェンド・羽曳野の伊藤が侵入してくる。電波vs.電波系の対決です!(多くの方にとって全く意味不明の記述かと思いますが、それはあなたのこれまでの人生が正しかったということです。しかし、『だーてぃーびー』を観てしまえば、その瞬間にあなたは、「伊藤を知らない人生」から「知ってしまった人生」に否応なく引きずり込まれるのです。申し訳ありません)
■けれどその直後、それどころではない大ニュースが、『ゆうたったー』のスタジオに飛び込んできます。それは、テレビ界を揺るがすような大事件。しかし、ひょっとすると『ゆうたったー』にとっては大きな「朗報」となりうる事態かもしれない・・・。舞い上がるスタッフやレギュラー陣。しかし、土橋だけは、喜べないある事情があった・・・■各人各様の思惑が絡み合う中、まさにショー・マスト・ゴーオンで番組は、そしてお芝居は進みます。いかにもワイドショーっぽいニュースを消化する中で、テレビ初出演の滝沢と伊藤を軸にさまざまなトラブルが続出。「テレビ生放送あるある」ギャグがいっぱい出てきます。ここは、お客様に気楽に楽しんでいただけるところ■しかしこの作品、そうそう気楽には笑っていられない部分にも踏み込みます。それは、娯楽の王様として半世紀以上君臨してきた巨大メディア『テレビ』の本質にも関わる問題だったりして・・・■劇の内容にはこれ以上踏み込めないので理屈っぽいお話になりますが、この作品は、僕の気持としては、『演劇を通じてのメディア・リテラシー向上の取り組み』です。つまり、テレビからの情報を無批判に鵜呑みにすることなく、テレビの特性(いい面も悪い面も)を理解して接してほしい、という、大袈裟にいえば啓発運動なのです。ですから、可能性としての≪テレビの裏側≫≪ダーティーな部分≫、が誇張され、喜劇化されて描かれます■しかし!(これは当初今回の企画の狙い目でもあったのですが)テレビ局の中にある劇場で、テレビの生放送を完全リアルタイムで、しかも実際この種の番組に出演しているタレントさんに演じてもらうと、怖いくらいのリアリティが出てしまう。怖いというのは比喩ではなく、艦長、本当に少し怖かったりしています(笑)■ま、とにかく、この芝居、絶対観てください。テレビも、演劇も、世界も、まだまだ捨てたもんじゃない。・・・そう感じてもらえると思います。あ、云い忘れていましたが、作・演出の後藤ひろひと氏ももちろん出演します。「作家」として・・・■テレビ界、お笑い界、演劇界からの精鋭キャストを操り、またまた大問題作を世に送り出してしまった大王の、エンディングのメッセージ。そしてさらに訪れる驚愕の大どんでん返し(というか、オチ)、『だーてぃーびー~汚れたテレビ~』是非その目でお確かめください!いよいよ8月18日木曜から!(艦長)

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