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2009年8月

夏の終わり

いまABCホールでは「M-1グランプリ」の予選が熱く行われています。年末の決勝戦を目指して出場者のみなさん必死です。ABCホールの打ち合わせ室や通路で「んなあほな!」とか「っっちゅうねん!」ネタあわせをしているのですが、みなさん一斉にやるので、ほとんど何をいっているのかがはっきりせず、叫び声と化しています。この中で決勝戦に残れるのはひと握りのコンビだけ。高校野球で甲子園にいくのと確率的にはどちらが高いのでしょうか。

艦長のブログにもありましたが、今年の高校野球決勝戦はすごい試合でした。少し前の「ハンカチ王子vsマー君」ほどではないでしょうが、ある意味で球史に残る試合でした。今年は開幕直後から雨で試合が順延したり、天候には恵まれなかったですが、なんとか無事に終了しました。高校野球が終わったら「今年も夏が終わったなぁ」と感じる方は多いと思います。以下、「夏が終わった、と感じるとき」をいくつか。

「お盆を過ぎたら」・・・お盆休みが終わったら、すっかり秋モード。 「日が短くなってきたら」・・・これははっきりわかります。 「サマソニが終わったら」・・・ビヨンセ最高。特番の放送が決定しました。 「よく昼食を食べにいく店でさんまの刺身を食べたとき」・・・実話です。 「ラジオでサザンの『真夏の果実』が流れてきたとき」・・・各世代でそれぞれ曲が違うでしょう。 「総選挙が終わったら」・・・関係者のみなさま、お疲れさまです。 「テレビで秋ビールのCMを見たから」・・・飲むの大好きな方、お待たせしました。

今年ABCホールで夏が終わったと感じるのは、「バッファロー吾郎20周年公演」が無事終了したときでしょう。残すところ今日を入れてあと7日。今日はナインティナインのおふたりがゲスト。おおいに盛り上がることでしょう。公演もいよいよラストスパートというところでしょうか。、「バッファロー吾郎公演」終了後、われわれABCホールスタッフも遅い夏休みをとることになりますが、私は9/12(土)の「童謡歌唱コンクール」の担当でもありますので、これが終わってから休みをとりたいと思います。早めの秋休みにならないうちに。

(乗組員・F)

て・て・つ・つる・つれ・てよ

見るべきほどの事は見つ

■かっこいいなー!!・・・平知盛が壇ノ浦で入水する時に云ったとされる言葉です。高校時代、古文の授業で『平家物語』を習って、一番印象に残ったところ。完了を表す助動詞『つ』の、最もかっこいい使われ方ではないでしょうか■やっぱり、『つ』は終止形に限ります。

■なんかヘンなテンション・・・夏の終わりなんでね、ご容赦ください。もうすぐホールの新情報アップしますね■僕は明日、『アイーダ』のゲネプロ拝見しに、東京に往て参じます。もっと稽古見に行きたかったんですけどね、経費削減で余り旅費もないし躊躇していたら、とうとう出来上がっちゃいました。スゴイ迫力らしいですよ■でも考えたらアレですね、アイーダも知盛同様短い人生でしたが、情熱的な愛に生きて、同じような境地だったのかもしれません■残席わずか!!(本当です、艦長)

AIDA-A4+小.JPG

ファイナルカウントダウン

■一昨日から昨日にかけて『バッファロー』『新婚さん』『バッファロー』怒涛の大転換/セカンドシーズンがようやく無事終了しました。ほんとうに皆様お疲れ様でした。バッファロー吾郎さんの31日間連続公演も、残すところあと10日。いよいよ最後のカウントダウンに入ります■ご存知かと思いますがここから先もビックリするようなゲストがやって来ますよ!!

 

■お、そういや8/29(土)、8/30(日)には、夕方6時からのバッファロー吾郎公演に先駆けて、朝11時から、M-1グランプリ2009の1回戦が始まります。つまり2階建てがまだ2回も残っていたというわけで・・・。ともかく、今週末のABCホールでのこの予選会が、まさに今年のM-1レースの皮切りです。いよいよですねー!!(詳細はM-1グランプリ2009の公式サイトでご確認ください)■艦長

 

 

ビデオテープでもう一度

■夏の高校野球、終わりましたね■決勝戦は華々しい打撃戦で、終盤までかなり一方的だったようですが、ふとテレビを見ると最終回、リードされた方が1点差まで詰め寄り、さらに2死1・3塁という状況。しかも2死無走者から5点を奪ってここまで迫ったのだとか。まさに大会のクライマックス!■ここで試合の命運を握る次の打者は2球目を思い切り引っ張り、強烈な打球が左に飛びます!!次の瞬間カットが変わると、高々とグラブを差し上げる三塁手の映像が!!・・・試合終了です。その場に崩れ落ちた最後の打者。抱き合うバッテリー■その後もテレビは、ギリギリで踏み止まった勝者とあと一歩及ばなかった敗者の表情を映し続けます。終わってみれば稀にみる大激戦となった決勝戦終了直後の、感動的なシーンです■でも僕は何か物足りなさを感じたままです。僕は、最後のプレイのリプレイが見たいのです。あの素晴らしい当たりのサードライナーが見たくてたまらないのです■映像は、両チームの選手や監督や応援団の歓喜と涙の表情を追い続けます。生中継の基本は『今見せるべきものを最優先で今見せる』だと思うので、リアルタイムで進行しているそれらの映像を送り続けるのが絶対正解なのだと思います。僕がディレクターでもそうするはずです■でも視聴者としての僕は、あのラストプレイに魅せられてしまったのです。ひとつひとつのプレイの積み重ねがゲームとなり、ゲームの積み重ねが大会です。その大会の最後の締めくくりのプレイです。投手の指先からボールが離れてから三塁手のグラブに収まるまで、わずか1秒の間の出来事です。打球の方向がどちらかに数十センチずれていたら、試合の結末も変わっていたかもしれない。両チームの選手たち、関係者のその後の人生もきっと大きく変わることでしょう・・・■高校野球に限らず、あらゆるスポーツにおいて特定の選手やチームに思い入れがなく、『自分には出来ないすごいことをやってくれる』というのが観賞の動機である僕にとって、スポーツの不可思議さ、素晴らしさは、あのボールの行方にこそ詰まっているのです■でもなかなかすぐには出せないよなーあのVTRは(艦長)

YS-11、飛来

  画像 001small.JPG      

■ABCホール前に飛んで来ました!真っ赤に塗装された懐かしの名機・YS-11!■機長はギンギラ太陽's主宰の大塚ムネトさんです。何度かお伝えしているとおり、ギンギラ太陽'sさんには、10月9日(金)、10日(土)と、ABCホールで『翼をくださいっ!さらばYS-11』というお芝居を上演していただくのですが、今回その広報活動のために2日間来阪されたのです 翼②.JPG  ■大塚さんは、ギンギラ太陽'sのすべての作品の作、演出、出演を担当されているのですが、それだけではありません。なんと、1つの作品に60は登場するこのかぶりモノ、すべて大塚さんの手作りなんです!!  ・・・もともとこういう造形のお仕事をやりながら演劇の道を目指されたのだとか。ふーむ、納得■飛行機、バス、電車、デパート、飛行場・・・様々な『モノ』たちによる『人間が登場しないヒューマンドラマ』は、まさにギンギラ太陽'sの舞台でしか観ることができないワナンドオンリーな世界です。でもこのビジュアル見ただけだと、やっぱり子供っぽいコント的お芝居じゃないの、と思うでしょ?でしょ!?違うんですよー、こ・れ・が 翼①.JPG

 

もちろん子供さんは見た目の面白さで十分楽しめますが、本当は時代を一所懸命生きる大人たちの群像ドラマ。  実に綿密な取材に基づいた、町の歴史であったり、技術革新の物語であったり。モノたちを擬人化し舞台上で動かすことにより、逆にそのモノの背後にひそむ人々の魂のドラマを、よりダイナミックなエンターテインメントとして創り上げることが出来る!!・・・これってすごい発明だと思いますねー■もちろん基本はコメディで、大笑いのしどおしなんですが、たっぷり泣かせてもくれる素晴らしいお芝居です。飛行機と格納庫の会話で滂沱の涙を流すって体験、スゴイの一言ですよ■(お涙頂戴が大嫌いなんだけどギンギラがくれる涙だけははうれしい、艦長)

お盆哀歌

■お盆です■放送とか芸能とかの世界にいる人はよく『あー世間は3連休かー』とか『世間はお盆休みかー』などと嘆いたりするのですが、艦長はあの云い方がいまいち好きではないので、使いません。なんだかどこか自慢してるような気がするので■あとちょっとニュアンスが似た表現で最近多いのが、日本のことを『この国』というやつ。『この国の人々はいつからこれほど誇りを失ってしまったのか』なーんてね。なんか上からメセンでしょ。気にしすぎかなぁ■ま、相変わらずブツクサ云いながら結局このお盆は全く関係なく出勤してるわけですが、お盆になると道行く人たちとか電車の中の人たちとか、自分が同じ時間に同じ行動をとっていても景色が変わって見えるので面白いです■あ、また余談ですがこの『景色が変わって見える』とか『違う景色が見える』とかいう言い回しが近頃流行してますね。【同じものを見ても自分の今の立ち位置や心境によって以前と異なる印象をもってしまう】というのが正しい使い方だと思うので今の僕のはやや誤用ですが、まあ堅いことは抜きにして・・・■思うに、お盆やGWや年末年始になると、公共の場での人々のマナーの平均値はかなり低下します。電車の座席で両脇に荷物を置いて1人で3人分のスペースを占領したり、わが子が暴れまわるのを知らんぷりしたり、階段で座り込んだり立ち話したり、ところかまわず携帯で大声で話したり・・・■家の近所では、狭い道路に違法駐車が増えます。比較的高齢者の多い住宅地に住んでいるせいか、帰省する人よりしてくる人が多いんですね。あと、路上に犬のウンチの放置が増えます。普段奥さんがしてる愛犬の散歩を、休暇中の旦那が渋々させられるため、と僕は睨んでいます。ちゃんとしよーよ!■艦長は夫人が寄生虫のため(最初にこう変換された、ひどいね)・・・帰省中のため、朝起きて洗濯機回して犬と散歩してゴミ出しして朝食作って食器洗って洗濯物干して、出勤してきたよ。当たり前だけど■ふう(艦長)

恐怖の2階立てm(_ _)m

■この一両日、ちょっと大変なんです。昨夜は9時ごろまで、いつも通りバッファロー吾郎さんの公演がありました。で、今日は正午から『新婚さんいらっしゃい!』の2本録りです。そして夜の8時から、またバッファロー吾郎公演です。ありえない2本立て!!!!!

■ABCホールは、朝日放送の公開スタジオとしての機能と、芸人さんや劇団に素敵な公演をしてもらう劇場としての役目と、なんとかやりくりしながら両方をこなしています■なので『新婚さん』のある火曜日は原則として予約をお受けできないのですが、今回のバッファローさんの興行は「1か月間」「毎日違うことを」「休みなしでやる」・・・というコンセプトなので、『大変そうだけどチャレンジしましょう!』と、こういう事態になったのです。

■といっても大変なのは無責任に決断した僕(艦長)ではなく、両方の催し及びホール付きの照明さん、音響さん、美術さん、営業関係のチームなど■昨夜、バッファロー吾郎公演のお客様が退場した直後から怒涛のごとく機材をバラし、可動式の客席を引っ込め、道具類を片付け、ロビーの中の商品やディスプレイを一掃しました■入れ替わるようにやってきた新婚チームが、深夜から翌朝にかけて照明を吊り、いつもの舞台をバラしてテレビ用のセットを組み、カメラやマイクを運び入れてセットし、リハーサルをこなし、お昼前にはお客様が入場し、三枝さん・山瀬まみさんのコンビが2本分3時間いつも通りきっちり場内を爆笑で沸かせて、収録が終わるや否やライトやカメラやマイクを大急ぎでバラし、客席を引っ込め、セットを壊し、舞台を作ります■そして夕方再びバッファローチームがやってきて照明、音響、舞台、客席のセッティングをし、ロビーを飾りつけ、大急ぎでリハーサルをこなし、いつもより1時間だけ遅い夜8時開演、と、こうなる予定。ふう■現在午後4時、『新婚さん』が終わって45分ほどで、ほぼ番組収録の痕跡がなくなった段階です。プロフェッショナルの仕事を信じて(つまり、『なんとかなるやろ』、と)この苛烈なスケジュールをGOしてしまった僕ですが、ほんと皆さんスミマセン■あの・・・ご存知のように再来週、25日の火曜日にもう一度同じことが・・・(艦長)

 

晴れの日も雨の日も

梅雨明けしてから久しぶりに雨を見たような気がします。昨日開幕した夏の甲子園も、残念ながら今日は中止です。スポーツにしても、コンサートにしても、屋外のイベントは天気が命といっても過言ではありません。晴れるだけでほぼ成功したようなものです。私は、自称プロの雨男なので屋根のあるABCホールの担当になっているのですが(うそうそ!)、今日最終日を迎える真夏のロックイベント「サマーソニック(通称サマソニ)」に金曜日行ってきました。さすがに今日は降っているようですが、金曜日はカンカン照りで会場を歩いているだけで汗が流れ出してくる暑い日でした。

サマソニは今年で10回目。始まった当初は大阪南港のWTCが会場でしたが、今は舞洲に移っています。数年前にWTCに行ったことがあるのですが、舞洲には初めて行くので興味津々ででかけました。JR環状線を西九条で乗り換え、USJを過ぎて桜島駅を降りたらシャトルバスに乗り込みます。10分ほど乗ったら会場横の駐車場に到着。バスにスムーズに乗れたので聞いていたよりもストレスは感じませんでした。

初めての舞洲は、「ただひたすらに広い!」というのが第一印象でした。野球場と、倉庫と、あの有名なすごいデザインの大阪市ゴミ処理場が並存している風景はなかなか面白いものでした。インドア派の私はすでに「帰りたい」モードなのですが、なんとか会場に入りABC本部にたどり着きました。ほっと一息ついたあと、まず各ステージを回っていきます。が、やたらに広い・・・。スカイステージという最も海側のステージに行こうと歩き出したのですが、これがなかなかたどり着かないので、挫折して引き返してきてしまいました・・・。

行き倒れ寸前になりながら滑り込んだのが、オアシス(ドリンク、フードなどのある飲食エリア)です。ここで、私は佐世保ハンバーガーを、無理やり連れていったO君はマンゴーを満載したかき氷を食べました。これで生き返った勢いで、メインのオーシャンステージへ。「レディガガ」というマドンナを思い出させるようなセクシーなアーチストがノリノリで踊っていました。とても放送できないようなコスチュームの、表現しづらいアクションでピアノに乗ってのパフォーマンスでした。ホントはトリのビヨンセを見ようと思ったのですが、演奏のタイムテーブルがおしていたのと、最後まで見ていたらシャトルバスに乗れなさそうなので、断念しました。渡辺直美のモノまねで満足することにします。

雨の心配もなく、暑い日でも快適に過ごしてもらえるABCホールは、8/5に開幕した「バッファロー吾郎」1ヶ月公演の5日目、今日も満員です。私のようなインドア派の方、大歓迎です。

(乗組員・F)

『観察映画』に注目

■『嗚呼 満蒙開拓団』、『島の色静かな声』、『妻の貌』、『東洋宮武が覗いた時代』、『キング・コーン』、『クヌート』、『精神』、『南京 引き裂かれた記憶』・・・ある情報誌で調べた映画の題名ですが、実はこれらすべて、いま京阪神の映画館で観ることが出来るドキュメンタリー作品なんです■8月は、原爆の日があり、終戦記念日があり、お盆があり、日本人が戦争と平和について、あるいは生と死について考える月。そのせいもあるのかもしれません。たしかに、第二次大戦と関係のある作品が複数含まれています■しかし、マイケル・ムーア監督の作品が続けてヒットするなどの実績のおかげでしょうか、近年海外の優れたドキュメンタリー作品の配給が増えてきており、ドキュメンタリー映画が注目を集めつつあるのは事実なようです。『静かなブーム』っていうやつですね■映像制作におけるハード面の劇的な進化が、このドキュメンタリー映画ブームに貢献していることは間違いないでしょう。安価で高性能なデジタルビデオカメラの出現が、鮮明かつリアルな映像作品を低予算で制作することを可能にしました。極論するなら、デジタルカメラと編集用のパソコンさえあれば、映画は、少なくともドキュメンタリー映画は一人ででも作れる時代になったのです■そして本当に今、ある日本人が一人で作った作品が海外で賞を獲りまくり、話題になっています。想田和弘監督による、現在公開中の『精神』(2009)、そして前作の『選挙』(2007)です。共に海外で数多くの賞を受賞しています■『精神』の方はまだ観に行く時間がとれず未見なのですが、一昨年何となく気になって観た『選挙』はすごく面白かったです。内容は題名どおりというか・・・ひょんなことから川崎市の市議会議員の補欠選挙に立候補することになった全くの政治素人である一青年が、『電柱にもお辞儀をしろ』といわれながら壮絶なドブ板選挙を戦う姿に密着した作品です■何か大事件が起こるわけでもないのですが、「あーなるほど、選挙ってこんなんなんだ」っていう新鮮な驚きに満ちています。選挙期間中の生活のあまりの過酷さに夫婦喧嘩が起きるわ、次々に有名政治家が応援に訪れ、遂に時の首相までやって来るわ、選挙事務所の古株のオジサンに立候補者本人が「心構えが甘い!」みたいな理由でボロクソに叱られるわ(ここは全編随一の爆笑シーン)・・・■実はこの取材対象の青年「山さん」は想田監督の東大時代の同級生なんだとか。だからこそ実現した究極の密着とも云えるのですが、この映画、そんな僥倖だけで成立している代物ではありません。監督は自分の手法を『観察映画』と名づけています■先入観、予断を極力排し、目の前で起こることをただ『観察』するように映画を作ること■こう書くと、「もともとドキュメンタリーってそういうもんじゃないの?」って思われる方もおられるかもしれませんが、決してそうではありません。監督は一時期、テレビドキュメンタリーの制作現場に身を置き、多くの作品を実際に制作したそうですが、その監督自身の言によれば、《多くのドキュメンタリーは、あらかじめ決められたテーマ、予定された着地点、伝えたいメッセージがある。まず最初に台本や構成表の提出が求められ、その評価によって企画が通るか否か決まる場合も多い。これではつまらない。自分はもっと『発見』のあるドキュメンタリーを作りたい》。・・・そう考えて、彼は『観察映画』を始めたのです■『観察映画』には誰でも一見してわかる大きな特徴があります。①一切テロップが入らない。②一切ナレーションが入らない。③一切音楽が入らない。バラエティ番組の画面が幾重にも字幕で覆われ、ストレートニュースにさえBGMが入る昨今、この手法は新鮮です■対象を決めたらとにかく取材を始める。そうすれば、作者自身が撮影中に、あるいは編集の時に、初めて見えてくるものがある。この『発見の感覚』を、言葉による説明も、音楽による盛り上げも排除して、そのまま観客にも感じてもらうこと。それこそがドキュメンタリーの醍醐味ではないかと。そう想田監督は考えているのでしょう■もちろん『観察映画』にも、『演出』すなわち作者の意図は存在します。何十時間、何百時間回ったビデオテープの中から、どのシーンをどの順番でつなぐか、つまり『編集』は、映像作品作りの上で絶対排除できない演出作業です■そう考えると、演劇などのライブ・パフォーマンスは、舞台上における人間の肉体表現そのものが『編集』されることなくダイレクトに観客に伝わるという意味で、究極のドキュメンタリーといえるのかもしれません(やや強引ですケド)■そして実は!想田監督の次の観察映画の取材対象は、何とその演劇なのだそうです■平田オリザさん率いる劇団『青年団』をもう長いこと観察し続けているのだとか。ご存知のように、青年団自体が、『静かな演劇』と呼ばれる、まるでドキュメンタリーを見ているかのようなリアルな作劇法で一世を風靡した集団ですから、この組み合わせはもう最高レベルに面白そうじゃありませんか!?■うん、早く観たい(艦長)

いよいよ!

■バッファロー吾郎20周年記念公演、まもなく始まりますっ!さきほど、開幕に先駆けて記者会見が開かれました。 バッファロー会見.JPG  

ま、芸人さんばかりの会見ですから、ボケ倒し、ツッコミ倒しのくだけたものでしたが、それでもバッファローご両人の並々ならぬ意気込みは伝わってきました。写真は初日出演者の面々。それにしても毎日実に豪華なゲスト陣です(オフィシャルサイト参照)。まあ、吉本さんの層の厚さは今さら驚くまでもないですけど、特にバッファロー吾郎は芸人's芸人というか、仲間内からのリスペクトがすごいんですねー■既にチケット入手困難の日も多いと思いますが、毎日見逃せないですよ、これからひと月のABCホールは・・・

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